オンラインゲーム社会に潜む、RMT問題を考察

オンラインゲーム社会に潜む、
RMT問題を考察

インターネットの普及によって活性化された業界の1つであるオンラインゲーム、そこで日夜繰り広げられている違法行為『RMT(リアルマネートレード)』を知っているだろうか?ゲーム内のアイテムなどを現実のお金で取引する、この行為は現在まで大変問題視されている。そんなRMT問題について、このサイトではその概要などに触れながら問題点を言及するサイトである。

RMTの問題

RMTの問題

最も主要な問題点として

では、先ほどからこのRMTという行為そのものがオンラインゲームを運営している企業側が禁止行為として認定している、という点についてどのような問題点を抱えているのかという点について考察を加えながら概要を説明していこう。RMTを利用することにより、普段からゲームにそこまで多大な時間を掛けることができない人にとってみれば便利な行為かもしれないが、まともにプレイしているユーザーからすればお金で資金やアイテムを獲得することが出来てしまったら不平不満が漏れ出てしまうのは、いうまでもないこと。そのため、運営会社からすれば維持しなければならないゲームバランスの秩序が崩壊してしまうことこそ、危惧している。

通常通りのゲームをしている人にしてみれば、ようやく獲得出来たと思っても資金的な面で余裕がある人に掛かれば、本来なら何十時間という時間を費やして手に入れることが出来るとなればもはや尾名はしにならない。こうなると健全なユーザーからすれば悪質ともいえる方法でゲームをチートしているユーザーと一緒にすることは出来ないとして、ユーザー離れを引き起こしてしまうという由々しき問題を引き起こしてしまう。運営会社側はこうした事態を未然に防ぐためにも、RMT事態を禁止する措置を取り入れている。

もちろんそれ以外にもRMTの問題は内包している、こういったお金によるバーチャル世界の物資取引が現実世界の人間にもたらす影響は決して蔑ろにしていいレベルの問題ではないことを念頭に、話を進めていこう。

サービスの低下を招く

多額のRMTを稼ぐためには通常、botというプログラムを構築する必要があると紹介した。そんな自動で取引を行なうために作成されたbotがオンラインゲーム上にて、大量に放たれてしまったらどうなるかというと、サーバーに大きな負担を伴ってしまう。この負荷によってブロックを独占するといった展開になりかねない。以前まではレアコンテナランキングは業者に独占されているため廃止されているものの、そういったところに侵食されてしまうコンテンツもある。

botによるRMTが行われれば運営会社は対策を講じなければならなくなる。そうなると不正対策用の予算を輩出しなければならなくなり、そうした予算の関係から他のサービスが低下してしまうという恐れも出てきてしまうため、RMTによって健全なユーザーたちにも悪影響をもたらしてしまうことになってしまう。最近のオンラインゲーム上でも課金アイテムによるプラスアルファといった要素を楽しむシステムを追加している、この課金アイテムという存在も運営側にしてみれば貴重な収益源だ。そうした利益に関する問題に差し障るような問題を引き起こしてしまうbot、こちらがサーバー上で蔓延すればそれだけ良からぬ事ばかり巻き起こってしまう。

現実での犯罪被害が起こる

RMT、最大の問題点ともいえる要素として詐欺行為が鉄板といえる。これは先ほど話したようなRMTを促すようなサイトなどに見られる傾向といえる。正直、これだけ楽に稼げる方法があるのでまずはこれだけのお金を振り込んでください云々といった宣伝は、以前ネット界隈で頻繁に見かけていたパチンコ・パチスロ業界における攻略情報とよく似ている。最近は大半が詐欺扱いされてほとんど見かけなくなったが、実際に被害にあってしまったというケースは非常に多かった。そしてそれはこのRMTにおいてもそうだが、何よりたちが悪いのは個人間による取引においても問題が根付いている。

個人で取引をして、代金を振り込んだにも関わらずに相手から返答が来なくなり、アイテムも獲得できなかったといった詐欺行為がこのRMTの世界には蔓延している。被害届を出そうものなら出せるのだが、元は公式的にも禁止されている行為であり、それを承知の上でやったとなれば正直利用しようとしたプレイヤーにも、何かしらのペナルティが加えられることになるのは間違いないと見ていい。とすれば取られた額も僅か数千円程度となれば、そこまで大事にしなくてもいいだろうと泣き寝入りの道を選択するユーザーも多いという。

日本以外のネット依存の国では

日本で人気を博しているオンラインゲームの大半が、実のところ日本の企業が製作したものではなく、実は海外の企業が製作している場合がほとんどだ。オンラインゲームとして人気が沸騰した『ラグナロク・オンライン』も、現在までに多大な人気を誇っている『リネージュ』もまた、海外で作られたものとなっている。特にオンラインゲームは韓国がその大半の人気タイトルを生み出している興行国として有名だ。

そんな国ではRMTなどの問題は非常に身近なものとして受け止めているが、そうした国ではもはや規制が働いている。また中国にとって見れば日本人からすればたった数千円の被害といっても、中国元に換金するとなったらそれなりの値段になるため、ユーザーではなく、業者が犯罪へと乗り出してしまうこともあるという。そうした収益を挙げるために業者の窓口にアクセスした人間の情報を盗み出すといったプログラムを仕込んでいる場合があるため油断ならない。そうした資金の売上が大半は暴力団などの裏社会に流れていってしまう。

よくある話だ、その場合大体が反社会集団が徒党して行なっているケースが多く見られるといえるかもしれない。この話が日本ではなく、海外のオンラインゲームが盛んな国であればあるほど、そうした犯罪行動を行っているところは数知れずといったものかもしれない。そう考えればまだ日本はそこまで騒がしくないといえなくもないが、現在日本で稼動している人気オンラインゲームの大半がそうした海外の人気作品が上陸している。そうなると他国の犯罪を誘発している人間達が積極的に、日本ユーザーを獲物に指定していると考えることも出来る。オンラインゲームによって異国の人間と知り合うことも確かに出来ることには出来るが、いい事はあまりないと見るべきかも知れない。